【読了】アジャイルソフトウェアエンジニアリング
時間がかかりましたが読了。
書名やあちこちに散見される「Microsoft」や「VisualStudio」といった
名前だけで、私とは関係ないや、と捨ててしまうにはとても惜しい本です。
日頃MS製品で開発していない人にもぜひ読んでいただきたいとおもいます。
注意としてはアジャイルの知識を少し要求される所でしょうか。
すでに@ryuzeeさんによるスバラシイまとめがリリースされておりますので、合わせて御覧ください。
というよりほとんどここに書いてあります。
ここから個人的感想。
この本の章構成、そして本文のあちこちに誘導が仕掛けられています。
具体的には第8章のテスト。
この章がすべてをまとめており、また前半部への再誘導も行なっています。
言うなればVモデルのような章構成になっており
Vモデルの左側が2章〜7章、そして右側が8章。
といったような。
また、本書には加速させるための、様々な仕組について、解説されています。
しかし@ryuzeeさんも下記のように書評で書かれています。
現在のソフトウェア開発における各種ツールは高機能化が進んでいるが、全ての機能を必ず使わなければならないというわけではない。それはVisual StudioやTeam Foundation Serverも同様であると本書の中で宣言されている。ツールは高速道路だが、その上を時速何キロで走れるのかはチームの成熟度に依存しているのだ。
引用元:[書評]アジャイルソフトウェアエンジニアリングhttp://www.ryuzee.com/contents/blog/5655
ツールとどううまく付き合っていくか、それは皆さん自身で考えれば良いとおもいます。
最後に
このような素晴らしい本と出会える機会をくださった @kaorun55 に感謝。
またサインして下さった @tomohn さんありがとうございます!